いつまでも自分らしく、より豊かな人生をおくっていただくために

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  • 滋賀県開催202102地域トラベルサポーター養成講座
募集案内

旅を通して、自分らしく、より豊かな人生を歩んでいただくためのバリアフリー旅行•介護旅行促進活動。
旅先で気軽にトラベルサポーターを利用して、いつまでも、安全で快適な旅を楽しんでいただきたい!

滋賀開催 
地域トラベルサポーター養成講座
新規受講案内(2022年2月研修分)

地域トラベルサポーター研修の様子
ご高齢で病気やけがをしても、自分らしい豊かな人生をおくっていただくために。
本活動では、要介護高齢者及び、障がいがある方等で旅行中に配慮(介助)が必要な方が、より安全で快適な旅をしていただくために、屋外で必要な身体等の介助をする人材を養成いたします。
 
ユニバーサルツーリズム発展のために、今後欠かせない「地域(着地型)トラベルサポーター」をひとりでも多く輩出し、(1)旅行中における要介護高齢者への必要な介助(身体介助を含みます)による安全で快適な旅のご案内、(2)サービス利用者の旅行における経済的負担改善、(3)受入れ地域における新しい雇用の創出、(4)将来的に受入れ地域の介護事業所との連携(新規事業の創出)を推進していきたいと考えています。

実施概要(PDFデータはコチラ)

実施日
2022年
❶2月19日(土)、❷2月20日(日)、❸2月26日(土)、❹2月27日(日)
募集人数
20名
実施期間
4日間(前半2日間❶❷・座学研修、後半2日間❸❹・実地研修) 
*全日受講できる方が対象になります
実施時間
各日 9:00AM~17:00PM
(昼食時間1時間)
*受付は、開始15分前から
実施場所
1.2日目 大津市市民活動センター
3.4日目 平野コミュニティーセンター
連絡先

受講者に事前連絡いたします。

条件

(1)介護福祉士及び、介護職初任者研修修了者、看護師、准看護師*受講日初日に、資格を証明する書類のコピーをお持ちください
(2)他の同様の団体に所属又は活動していないこと
(旅行介助に関する団体や組織)
(3)年齢制限はございません

服装

❸❹の実地研修時は、運動靴・動きやすい服装・リュックサックなどの準備をお願いいたします。
(実施前にご案内し ます)

予約方法

滋賀短期大学ビジネスコミュニケーション学科
〒520-0803 滋賀県大津市竜が丘24-4
TEL:080-3644-2584(江見)
Fax: 077-523-5124(滋賀短期大学 代表)

E-mail: k-emi@sumire.ac.jp
担当:江見和明(えみかずあき)
(2)当日(初日)に、介護福祉士又は、介護職初任者研修修了等を証明する書類コビー(ご提出用)をご持参ください

受講代金

 
@10,000円|受講日の1週間前までに指定口座へご入金ください
*本研修は、一般財団法人滋賀県民間社会福祉事業職員共済会「地域共生型社会推進事業助成金」による事業です。 通常 38,000 円の参加費を 10,000 円にさせていただいております。
*上記費用に含まれないもの 
(1)集合場所までの交通費
(2)昼食代金
(3)その他・個人的費用等

*ご入金後の返金はできませんのでご了承ください。
*3日目、4日目の実地研修(観光地内研修)は、国内旅行傷害保険に加入します(研修代に含まれます)

主催

ユニバーサルツーリズム・プラットフォーム&勉強会 
事務局連絡先:yasashiitabi20150901@gmail.com
*研修中に撮影した写真・動画を、当活動のホームページ及びSNSに掲載することがありますのでご了承ください。又、メディア (新聞・雑誌等)からの当活動における取材記事等に使用することがあります。

講座Q&A
Q.資格を取得したら、地域トラベルサポーターとして活動はできますか?
A.できます。養成講座終了後に、希望者の方に、活動登録をしていただきます。地域トラベルサポーターの人材紹介活動は
、2021年4月以降を予定しています。(養成講座修了時に説明会を行ないます)

Q.1日でも休んだら資格はもらえないですか?
A.はい。受講できない分(日)を再受講したのちに、修了証をお渡しいたします。(次回実施については、未定です)

Q.介護福祉士(介護職初任者研修)を受講中なのですが、参加することはできますか?
A.はい。但し、登録カードは、資格取得後に発行いたしますのでご了承ください。当日、受講中であることを証明する書類のコピ
ー(提出用)をお持ちください。

Q.入浴介助研修は行わないのですか?
A.地域トラベルサポーター養成講座内では、行ないません。 修了生を対象にした「スキルアップ研修」で実施する予定です。
*首都圏以外(温泉地等)で実施の場合は、入浴介助研修を組み込んだ プログラムを実施する場合があります。

Q.○○○○会社又は、△△団体のトラベルサポートの登録をしていますが、参加できますか?
A.参加できません。
講座内容


座学研修/お客様のカラダのこと、旅行環境をもっと知ろう!


➀お客様が、旅行に際して心配していることを事前に理解して、解決への提案したり、②抱えている日常の課題を、旅行を通して 改善していくためには、もっとお客様の病気や障がいのことや、旅行環境のバリアフリー状況などを知る必要があると考えます。
本研修(座学)では、最低限知って欲しい障がい・病気や最新の旅行環境の知識を学べるプログラムになっています。
 

【1日目▶︎2日目】


<オリエンテーション…>
(1)本講座の趣旨及び内容説明、(2)私たちが目指す共生社会とは、(3)ユニバーサルツーリズムに関するデータ紹介等

<第1章>
知っておきたいユニバーサルツーリズムの基礎
ユニバーサルツーリズムを学ぶ意義、その基本理念、そして、それまでの歴史的背景(年表)について述べてあります。
❶バリアフリー観光の社会的背景(障害者白書・高齢者白書などの様々なデータ紹介) ❷バリアフリー旅行の効能(効果) ❸バリアフリー旅行に関する基礎概念
❹バリアフリー旅行環境の歴史(年表1949年~2020年)

<第2章>
旅行環境のバリアフリー最新情報
ユニバーサルツーリズムの受入側の現状について学びます。旅行は、様々な交通機関や宿泊施設、観光施設を利用します。それぞ れの場面において建築・設備の「ハード面」と人的サービスや福祉・医療面における「ソフト面」の組み合わせとなります。私た ちの旅行環境は、まだまだ完全なバリアフリー化は実現しておりませんが、現状を知ることはとても重要なことだと考えておりま す。
❶バリアフリー旅行の現状(バリアフリー法に基づく、公共交通機関・施設などの バリアフリー化の進捗状況
❷バリアフリー観光地情報(➀宿泊施設、②旅行会社、③航空会社・空港、➃船舶、 ⑤タクシー、⑥観光地、⑦鉄道、⑧観光バス・路線バス等)
❸宿泊施設のトイレ事情

<第3章>
障がい別における旅行ニーズ&対応を理解する
ユニバーサルツーリズムの主な対象となる人とそのニーズについて、様々な角度から説明していきます。ここで学んでいただくこ
とは、対象となるお客様は、“様々”であること、それぞれのお客様が旅行に対して異なるニーズがあることです。また、お客様の
理解を深めるために、生活的背景についても説明をしています。
❶障がい別における旅行ニーズ
(1)要介護高齢者、(2)肢体不自由者、(3)視覚障がい者、(4)聴覚障がい者、(5)内部障がい者(人工透析患者、糖
尿病患者、オストメイト、ペースメーカー及びICD装着者、在宅酸素療法患者 等)
❷福祉用具に関する知識
(1)福祉用具からお客様の運動機能を逆算しよう!(2)旅行をもっと快適にする福祉用具紹介

<第4章>
ユニバーサルツーリズムの社会的資源
(旅行代金を節約するための障害者割引を知る) ユニバーサルツーリズムに関する法律的事柄や諸制度について学習します。
実務面でバリアフリー観光に携わる場合でも、これらの法律や制度の現状を知らずに業務を進めるわけにはいきません。
❶関連法令、❷障害者割引制度等
補足/❶資料編・専門用語、❷関連ニュース紹介
★2日目終了後に、確認テスト(テキスト閲覧不可)を実施いたします。70点以下の方は、追加テスト(テキスト閲覧可能)を最 終日までに受けていただきます。追加テストが90点未満の方は、修了証をお渡しできませんのでご了承ください。*再受講になり ます。

実地研修/『また旅をしたい』と、言われるように!


屋外での車いす介助、ホテルでの入浴介助、初めて出会うお客様・・・。
地域トラベルサポーターは、このような状況においても、安全第一で快適な介助をしなければなりませんが、大切なことは『また旅をしたい』と感じていただけるような介助ができるか。お客様の『旅の目的』や『旅を続けることの課題』を、しっかりと把握して、目的達成や課題解決を実践しなければなりません。本研修では、屋外での介助スキルを更に向上させ、余裕のあるサポート
が出来るようにします。
 

【3日目▶︎4日目】


①屋外での車いす介助の注意点 実際に車いすに触れながら、操作の注意点とお客様への利用案内の注意点を学びます
②4種類の視覚障がい(者)疑似体験・・・全盲・視野狭窄・中心暗転・白内障の様々な見え方の体験をしていただきます。また
、手引き介助のポイントも学びます。
③高齢者(片麻痺)疑似体験・・・高齢者疑似体験キットを装着して、当事者目線と、介助者目線で介助のポイントを学びます。
*本プログラムでは、片麻痺の方を想定して実施します。
④車いす介助(1)・・・研修施設内又は、周辺の施設を利用します。
❶悪路での操作方法、❷坂道(上り・下り)での操作方法、❸段差(1段 上り・下り)での操作方法
❹階段(複数段 上り・下り)での操作方法について学びます。
⑤車いす介助(2)・・・実際の観光施設を訪れて、本番を想定した研修を行ないます。スムーズな(快適な)車いす操作方法を学びます。


振り返り+修了式


4日間で学んでいただいたことを、振り返っていただきます。その後、修了式を行ない、修了証等をお渡しして終了になります。
*今後の地域トラベルサポーター(人材紹介活動)についてご案内をします。活動参加を希望される方は、活動登録をしていただきます。